ハイレゾ音源は手に入るか?


PonoPlayer

先日、ニール・ヤングが携帯音楽プレーヤーを作成すること、資金を Kickstarter で集めるらしいことが発表されていた。

Huffington Post : 3/12

ニール・ヤングが本気で製作したハイレゾ音楽プレイヤー「PonoPlayer」、Kickstarterでプレオーダーを開始へ

PhileWeb : 3/14

ニール・ヤングのハイレゾプレーヤー「PonoPlayer」を予約した!

GIGAZINE : 3/18

4億円以上を集め名だたるミュージシャンが絶賛するハイレゾ音楽プレイヤー「PonoPlayer」は一体何がすごいのか?

当初、PonoPlayer の音源は、Pono フォーマットなる独自仕様という話だったので、LINN の社長が 自身のブログ で、「バーカバーカ」(超意訳)と書きたくなるくらいに、いまどき可逆圧縮だったら、FLAC か Apple Lossless で十分だろうし、より無難にいくなら FLAC だろうな、くらいに思うのも当然である。

実際のところはと言うと、公開された情報では、順当に今あるフォーマットの多くが採用されていて、先の社長の手のひら返し炸裂な ブログ が書かれていました。 (Appless Lossless 推しだったら、きっと今ごろ、FLAC じゃないのはうんたらと書いていたに違いない。)

現時点では、総じて Apple Lossless の方がデコードに CPU 性能をより多く必要とする、という印象がある。あくまでサンプルデコーダーでの話だし、そのサンプルデコーダーも最適化を行う改良の余地がまだまだあるので、十分こなれた FLAC とは、その部分は差し引きする必要はある。Count Leading Zero を計算するインライン関数のコメントにも「ここを改良すれば影響でかいよ。」(超意訳)と書いてある。ARM なら、そう、clz 使えや、ヴォケ、ってやつですね。

Appless Lossless と FLAC のどちらかが技術的に一方的に優れているということはなく、どちらにも得手不得手、一長一短があるのだけれど、Apple Lossless は当初非公開で、仕様とコーデックが公開されるまでの間に、FLAC が着々と下地を作っていただけ、というのはある。

その作ってきた下地は、結局、OS 問わず対応しているリッピングソフトが多さや、音楽配信サイトは今でもその多くがハイレゾ音源といえば FLAC という状況、ギャップレス再生に対応している機器の多くは WAV か FLAC という制約つき、ということがあるので、そういう意味でも FLAC にしとくのが無難である。

個人的には独自仕様と言っていたのが、どういうものだったのかが気になって仕方ないのだけれど。

ハイレゾ音源の入手先

そんな中、しゅううセンセーが、以下の発言をしていた。

プレーヤーだけあっても高いヘッドフォンとコンテンツないと意味なさそうだ

— しゅううさんฅ(๑′Δ’๑)にゃんぱすー (@syuu1228) 2014, 3月 19

そもそもハイレゾの定義はなんだ、というのは散々言ったり書いたりしているけれど、ここでいうハイレゾは CD よりサンプリング周波数および量子化ビット数が大きい、ということにして、国内外でいわゆるハイレゾ音源を買える場所、を挙げておこう。

国内

e-onkyo music : http://www.e-onkyo.com/music/

HD-Music : http://hd-music.info/

OTOTOY : http://ototoy.jp/

国外

2L : http://www.2l.no/

Blue Coast Records : http://bluecoastrecords.com/

HDtracks : http://www.hdtracks.com/

LINN Records : http://www.linnrecords.com/

※アルファベット順

このあたりが有名どころ、ということになるだろうか。まぁ、多くはないけれど、ここ数年ずっとヲチしてきた感覚では、着実にコンテンツを充実させてきているというので間違いですな。とはいえ、クラシックやジャズ、R&B なんかまだまだ多いのだけれど。

特に海外はもう完全に配信に振ってる印象。CD 焼いてしまって在庫に困るということはないし、それらをめちゃめちゃ広い地域に販売するの大変ですからねぇ。ボーカルなし、インストだけの曲でトラック数を水増しする必要もない。

あと、こういったいわゆる曲ごと、あるいは、まとめてアルバムスタイルの販売だけでなく、ラジオ形式の Pandora や Spotify も流行ってる。価格も安いっす。月10ドル、10ユーロあたりばっか。

日本が、CD 付き握手券売の大量生産、大量廃棄してるのとは大違い。電気食うのに。電気食うのに。

ちなみに、DSD はまだまだ少ないですな。ディスク容量めっちゃ食うので、サンプル集めて評価するだけでも死にそうです。オ○ル○方面もどう商売にしていこうか悩んでるんじゃないかなぁ。

ヘッドフォンは?

それは... それは... 数値の意味をおさらいしておきます。192kHz っつうことは再生帯域が 96kHz まで必要で、24bit っつうことはダイナミックレンジ(S/N 比と書いてものもある)が 144dB ってことだが、そんなヘッドフォンおよびスピーカーなんかどこに売ってるのかと... 3ケタ万するやつでもそんな能力ないだろうが... だいたい人間の耳って約 20kHz / 130dB だと言われていて、かつ、(とてもとても重要なことですが)「加齢で衰えていく」というのに、おまえ年いくつなんd...

おっとこんな時間に誰か来たようだ... 今日は予定はないはずなんだが...


戻る